2024.06.25 更新

カシマコートに裏メニューがある事ご存じでしょうか?

(株)ミヤキのオリジナルの潤滑性硬質アルマイトのカシマコートに裏メニューがある事をご存じでしょうか?カシマコートと言えば美しくゴールドに染まったアルマイトですが、知る人ぞ知る黒色のカシマコート等もあるんです。この記事では、オリジナルカシマコートとは一味違う裏メニューについて紹介していきます。

裏メニューその1(黒カシマ)

カシマコートの潤滑性能はそのままに特徴的な金色を黒に染めたカシマコートです。

カシマコートの潤滑性能は採用したいが、競合他社にどのような表面処理を採用しているのかは公開したく無いとか製品のデザイン上黒色にしたい等の要望にお応えする為に誕生しました。一昔前までは知る人ぞ知る完全な裏メニューでしたが、2024年にミヤキコーポレートサイトで正式に公表されレギュラーメニューとなりました。

②裏メニューその2(バフ研磨)

アルマイトの弱点とも言える電解処理による面粗度の悪化を処理後にバフ研磨を行う事で面粗さを整え潤滑性能を最大限まで引き出す特別なオプションです。

バフ研磨を行う為には、予め研磨代を見越して膜厚を多少厚めにし、バフ研磨を行います。

一部の製品はバフ研磨専用機にて行っていますが、小ロット品は協力メーカーの力を借りて対応致します。

 

➂裏メニューその3(シルクスクリーン印刷)

シルクスクリーン印刷とは孔版画の技法の一種で、インクが通過する穴とインクが通過しないところを作ることで版を製版し、印刷する技法です。このように版を使った印刷を封孔前に行う事で印刷した部分も摺動時に低抵抗を可能にしています。印刷後に封孔処理を行う為、凹凸も無く、剥がれたり消える事が無い印刷を実現しています。

印刷には版が必要となる為、小ロットでの対応は困難なところがたまにきずです。

現在実施している製品は2輪車のごく一部の部品のみです。

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