2023.10.27 更新

カシマコートヒストリー#3 引き継がれるルーツ

引き継がれるルーツ

先代の社長・伊藤六郎氏が生まれ育ち、創業の地でもある、浜松市・呉松町。
その地に『曽許乃御立神社』という神社がある。通称“鹿島神社”。
開発当時、その鹿島神社の近所に工場を構えていた。

先代・伊藤六郎が幼少期からお世話になっていた神主に、先代自ら“『カシマ』の名前を使わせて欲しい”と頼んだところ快く承諾。
神頼みと神がかった新技術ということで、その名を“カシマコート”と命名。

本社を移転した現在でも経営陣・幹部社員が年に数回鹿島神社への参拝を欠かさず行っている。
カシマコートとは切っても切り離せないゆかりのある神社である。
競技ライダー達が大事な試合の前、必勝祈願として“カシマ神社”を訪れるとか訪れないとか。

カシマコートの真髄を世界へ

カシマコートのロゴ作製のきっかけとなったのは、米国『ENZO RACING社』CEO“ロス・前田氏”によるアドバイスがあったからだ。

「世界中に広めたいならロゴを作った方がいい。きっといいブランドになる。」

そう助言を受け、すぐさまロゴの作製に取り掛かった。
世界的にも有名な某レーシングチームなどのデザインを手掛けるあるデザイナーへロゴの製作を依頼した。
我々とカシマコートの意がしっかりと落とし込まれたシンプルなロゴが完成した。

KCのCはアルマイト皮膜のセル形状(六角形)を表している。
Cの横にある小さな六角形は、ただのアクセントのように感じるが、実はカシマコートの真髄(モリブデン)を表現した。
アルマイト皮膜は六角形の集合体、例えると、芯の無い鉛筆が束なった構造をしている。
その芯の部分全体にモリブデンを詰めることでカシマコートとなる。

ENZO RACING社ロス・前田氏の助言と前述のFOX社との出会いが、世界的にカシマコートロゴの認知度と知名度を上げ、ブランディングに成功したと言ってもよい。

2020年時点、カシマコート®︎の商標登録は、世界38ヵ国で取得している。

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