
アルマイトのメリットでいわれる耐摩耗?高硬度?耐腐食?絶縁性?ってそもそも何!?
一般的なアルマイトを行うと、耐摩耗性が向上、硬度が上がる、腐食しにくくなる、絶縁性の皮膜が付くなどと説明がありますが、
そもそも摩耗や硬度、腐食、絶縁性とは何か今更聞くことができない用語について初心者にも理解できるように解説をしていきます。
–①耐摩耗–
ではまず、耐摩耗から説明お願いします
摩耗とは、即ち“すり減ること。
ある面が他の面で擦られて減る現象“(※広辞苑より)
簡単に言うと、
モノとモノが擦れて接触している部分が
削れていく現象を摩耗と言うことですね!
身近なところでいうと大根おろしでしょうか?
その通り!さすがトリーさん良い例えだ!
大根おろしを作る時、大根をおろし金に押し当て擦っていくね。
擦っていくと大根が削れておいしそうな大根おろしが出来ます。
言い換えると、大根が摩耗した結果大根おろしになると言える。
この削れる現象を摩耗と言い摩耗を防ぐ事を「耐摩耗」と呼ぶのですね?
正解じゃ!
–
–②硬度–
では次に硬度についてお願いします!
硬度とは“つまり物体の硬さの程度で
主に金属・鉱物について”の事じゃ!
例えば、一般的な紙コップは柔らかいので硬度が低いと言えますよね!
しかし、アルミニウムは紙コップと比較すると硬いので硬度が高いと言えますよね?


トリーさん少し待ちたまえ、
アルミニウムは金属の中では硬度が低く柔らかい部類の金属じゃ。
鉄やステンレス等の比重が高い金属から軽量化目的でアルミニウムに変更を行い同等の硬度を持たせる為にはアルマイトがピッタリなのじゃ。
詳しい事は以下の記事を見てもらうと良いぞ。
高硬度とは、硬さを表す表現となり、硬いことを表すのですね!
-➂耐腐食-
博士、耐腐食とは何の事でしょう?金属が腐るのですか?
そうだね、トリーさん腐るというと一般的には食べ物や飲み物を連想するね。
腐食とは“腐って崩れる事。腐らせて形を崩す事”なのじゃ!
金属の腐食とは、錆(さび)のことですね。
その通りじゃ!
初めは輝いていた金属製品の表面の一部が変色し、
ボロボロに朽ちているところを見たことがあります

その現象を、アルミニウム等の金属では腐食(酸化)と言うのじゃ。
アルミニウムはとても酸化しやすい金属なので、
過酷な環境で使用する場合は耐腐食性を向上させる必要があるのじゃ。
錆びを防ぐ事を、耐腐食と呼ぶのですね!
理解できたようだねトリーさん!
更に詳しい説明は【アルミニウムのサビの原因とその対策】の記事で勉強すると良いぞ!
④絶縁性
博士!アルマイトの絶縁性とはどういう事ですか?
アルマイトの絶縁性とは、
ズバリ!“電気や熱の伝導を遮断することじゃ!
アルマイトの絶縁性はどのようなところで採用されているのですか?
良い質問じゃトリーさん、
主に電子部品等で電気の流れを切り替え又は遮断等
様々な使われ方をしておるのじゃ。
博士、有難う御座いました。
基本用語の意味について改めて理解しました。
基本的な言葉の意味が理解出来たらこちらの記事(最強の表面処理登場)を読んで貰えば更に理解が深まりますね。
アルマイトがどんなところで使われているのか気になった方は『アルマイトはこんなところで使われていたのか!!』の記事も参考に!