2024.08.27 更新

検査工程作業標準書のペーパーレス化の推進

今まで検査工程の標準書類は全て紙で作成され、検査する製品が変わる度にファイルを漁り見つけるという膨大な無駄な時間を費やしていました。 ミヤキ本社工場では既にタブレット端末を導入していましたがこの度、ミヤキ第2工場では更に改善を進めた取り組みを行いました。

1.改善のキッカケ

出荷検査を行う前に必ず検査の手順やポイントを記した検査の作業標準書をファイルケースから探し検査が終わったら再び現場事務所のファイルケースに戻すという作業を繰り返した。標準書を探しに行く無駄が発生していた。アルマイト処理が終わった製品が次から次に検査工程に来ると作業者を慌てさせ転倒の危険や標準書を戻す余裕も無く安全や品質に影響を及ぼす可能性があった。

2.改善内容

ミヤキでは全ての工程を始める前と終了する時にシステムに登録を行う為に工程間の伝票のバーコードを読み込ませるルールとなっています。

今回の改善ではバーコードを読み込むと検査作業台に設置されたモニターに作業標準書が自動に表示される仕組みにする事で端末を操作する必要も無く普段行っているバーコードを読み込むという行為のみで標準書を呼び出す事が可能となりました。

3.改善の効果

この改善により検査作業者は検査工程のみに集中する事が出来るようになり、検査作業の精度も高くなり作業負担軽減にも大きく貢献しています。

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