2024.11.26 更新
おしえて!ケミス&トリー
EPISODE
10
被膜と皮膜の違いを解説します。アルマイトは皮膜?被膜?どっち?

博士、質問!
アルマイトって「被膜」と「皮膜」、どっちですか?
結論から言うと、アルマイトは「皮膜」だよ。
えっ、同じ「ひまく」なのに?
意味のニュアンスが少し違うんだ。
①.被膜って?
じゃあ「被膜」って何ですか?
表面を覆う膜の総称だね。
例えば何ですか?
メッキや塗装じゃ。
母材とは別の材料で覆っている。
外側しか変わってないってことか。
その通り。
②.皮膜って?
「皮膜(ひまく)」は、自然に形成されたり、物体そのものの外皮を指します。
では「皮膜」とは何ですか?
母材そのものが変化してできた膜の事じゃ。
変化?
酸化等でできる膜、いわゆる酸化皮膜とかじゃ。
皮みたいに一体化してる感じですか?
いい表現だ。
③.アルマイトは?
で、アルマイトはどっちですか?
アルミ表面を酸化させて成長させる処理だ。
別の材料を乗せてるわけじゃない?
うん。
だから陽極酸化皮膜と呼ばれる。
じゃあ「皮膜」なんですね。
④.「被膜」表記は間違い?
でも「アルマイト被膜」って見ますよ?
広い意味では間違いじゃない。
でも?
原理を正確に伝えるなら「皮膜」が適切じゃ!
⑤.まとめ
整理すると?
以下のようになるのじゃ!
- 被膜:別の材料で覆う膜
- 皮膜:母材が変化してできた膜
だからアルマイトは?
アルマイト皮膜。
スッキリ!