2025.11.04 更新

学生フォーミュラ日本大会― 九州工大チームとの10年のご縁 ―

2025年9月11日、愛知県常滑市の愛知県国際展示場で「学生フォーミュラ日本大会」が開催されました。 株式会社ミヤキと学生フォーミュラとの縁は、今から約10年前にさかのぼります。当時、九州工業大学のチームからマシン部品のアルマイト処理のご相談をいただいたことがきっかけでした。 それ以来、毎年アルマイト処理を通じてサポートを続けており、 今年も複数の部品をお手伝いさせていただきました。 実際に車両に組み込まれた部品を現地で確認できるのは、私たちにとっても大きな喜びです。

1. 九州工業大学学生フォーミュラチームKIT-FORMULAの紹介

九州工業大学学生フォーミュラチームKIT-FORMULAは2004年に発足し、

翌2005年より全日本学生フォーミュラ大会に出場しています。

「学生が紡ぐ、ものづくりの未来」を理念に掲げ、常に新たな挑戦を恐れず、

車両改良と技術力の向上に努めています。

チームHP【http://kitformula.watson.jp/】

公式YOUTUBE【https://www.youtube.com/user/kitformula】

Instagram【https://www.instagram.com/kitformula/】

X 【https://twitter.com/kitformula

 

2.大会の様子とチームとの交流

以前は静岡県袋井市のエコパスタジアム周辺で行われていた本大会も、

近年は常滑市に会場を移し、

国内外の多くの大学が参加しています。

会場では九州工大のピットを訪問し、

チームリーダーの渡邊さんとお話をさせていただき、

アルマイト処理への感謝の言葉をいただきました。

さらに「見栄えも耐久性・耐食性も全然違う」

とうれしい評価もいただきました。

製造部を含めた社内の協力で仕上げた部品が

車両に装着されている姿を目にしたときは、感無量でした。

3.年々進化するマシンと学生の努力

10年近いお付き合いの中で、

マシン製作レベルが毎年向上していることを実感しています。

今年のマシンはエアロパーツやサスペンションをはじめ、

全体的に非常に高い完成度でした。

上位入賞も期待できる仕上がりで、

渡邊さんによれば、

今年はプロレーシングドライバーの脇坂さんをはじめ

外部の方々からのアドバイスを受け、それらを設計や製作に反映できたとのこと。

試走から改善へとつなげる取り組みも毎年磨かれており、

学生の皆さんの真剣な姿勢に大きな感銘を受けました。

また、50名近い大所帯で挑む九州工大チームの姿は、まさに青春そのもの。

ひとつの目標に向かって全力で努力する学生の姿に、

私達も元気をもらい、気持ちだけはチームの一員になったような気分でした。

4.九州工業大学 今年の成績

2025年年間成績

特別賞

5.他大学への支援

2025年は立命館大学の部品にもアルマイト処理で協力させていただきました。

残念ながら現地で直接ご挨拶することはできませんでしたが、

特徴的な赤いホイールナットを喜んでいただけていれば幸いです。

今年も学生の皆さんの頑張る姿に触れ、

私たちも大きなエネルギーをいただきました。

株式会社ミヤキは、これからも未来のエンジニアを目指す

学生の皆さん達を応援してまいります。

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